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sinobiライティングやってみた!稼げるのか・書き方のコツや案件選びの注意点とは

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もしもwebライターに「ライティング初心者におススメのサイトは?」と尋ねたら、「shinobiライティング」の名が挙がると思います。

確かにShinobiライティングはパソコンが苦手な人にも使いやすく、「ゲーム感覚で記事を作成できる」と評判です。

しかし同時に「稼げない」や「案件数が少なすぎる」など無視できない声も見受けられます。

ライティング初心者やshinobiライティングの登録を考えている人にとって、そうした口コミはかなり気になるのではないでしょうか。

というわけで今回はshinobiライティングの概要や案件、稼ぎ方などについて解説していきます!

そもそもshinobiライティングとは?

〜公式から引用〜

Shinobiライティングとは記事作成(ライティング)専門のクラウドソーシングサイトです。

2015年に設立したCROCO株式会社が運営しており、その登録ライター数は506,162人(2018年9月時点)に上ります。

その利用のしやすさから「ライティング初心者が経験を積むためのサイト」としてもオススメ。

shinobiライティングは記事の提出(投稿)方法も換金も運営側が全部担っており、登録ライターは画面の指示に従うだけでOKです。

「記事を書く」とクリックするだけで作成スタート

Shinobiライティングの案件は全てタスク形式です。

タスク形式とは

記事作成を発注したクライアントがより多くのライターに作業をしてもらうための仕事スタイル。複数の回答が用意されたアンケートがよくタスク形式にエントリーされています。

また、shinobiライティングの案件のほとんどは記事です。

  • 美容
  • 生活・暮らし
  • ビジネス・オフィス

などさまざまなジャンルに分けられた案件がズラリとそろっており、その中から気になる案件や書きたい案件を見つけてクリックします。

そこで記事作成における注意点を確認し「いける!」と思ったなら画面下にある「記事を書く」を押せば作成スタートです。

記事投稿用の画面に切り替わり、そこで

  • タイトル
  • 本文

を入力していきます。

当然ながら作成する記事は好き勝手書けるわけではなく、少なくとも

  • 指定された入力文字数
  • タイトル(本文)必須キーワード

をクリアしなくてはなりません。

入力文字数は案件によって200~300文字や2000~2200文字など差があるものの、いわゆるクライアント側が設けた必要な文字数です。

タイトル(本文)必須キーワードも同様で、記事内に指定されたキーワードを表示された回数分入力しなくてはなりません。

(例、「キーワード(1-5回必須)」など)

どちらも画面にカウントされるため、専用のツールで調べる手間が省けるようになっています。

あとはその案件特有のルールも守りつつ、記事を作成していくと「規約に同意して投稿する」というボタンが表示されるので、このボタンをクリックするだけ。

これで作成完了となります。

shinobiライティングにおける記事作成と提出の(投稿方法)基本は以上です。

報酬はギフト券にも交換できるポイント制

Shinobiライティングにおける記事採用の報酬はポイント(正式にはBIZ SAMURAIポイント)です。

BIZ SAMURAIポイント

このポイントは1P=0.5円となっています。

そのため1000P稼ぐとレートが0.5円、すなわち1/2なので1000P=500円となります。

つまり、稼いだポイントを半分に割った数字が実際に稼いだ額というわけです。

報酬については後述にてくわしく説明しますが、shinobiライティングでは貯まったポイントを

  • 現金
  • Amazonギフト券
  • iTunesギフトコード
  • PEXポイントギフト

に交換できます。

その詳細は以下の通りです↓


現金Amazonギフト券 iTunesギフトコード PEXポイントギフト
交換レート1P=0.5円1P=0.5円
交換単位最低1000ptから1000pt単位ずつ最低1000ptから1000pt単位ずつ
振り込み日申請したその月の翌月(10日から)即日
交換手数料・楽天銀行およびジャパンネット銀行:無料 ・その他の金融機関(ゆうちょ口座など):300P(150円)無料

交換単位とは「ポイントを1000単位で数えていますよ」という意味です。

そのため稼いだポイントが4500Ptだとしたら、交換できるポイントは4000ptとなります。

現金とギフト券、どちらに交換するかは登録ライター次第。

手数料を支払ってでも現金に交換するもよし、即日に交換できるうえに手数料も完全無料なギフト券にするもよしと自由に選べるのはいいですね。

事務局から直接案件を紹介してもらえる「CROCO認定ライター制度」

CROCO認定ライター制度とは

shinobiライティングで「※シニアライター」に登録したライターやある程度の実績を積んだライターのみに適用された制度のこと。

※シニアライターは実績も力量も高いライターしか登録できないランクで、専用のページでエントリーの手続きをしなくてはなりません。

その分見返りは大きく、「シニアライター」にあれば事務局から直接案件を紹介してもらえます。

わざわざ案件を探す必要はなく、そのうえ紹介される案件は高単価ばかり。

ライティング初心者shinobiライティングを始めた人には関係のない話かもしれませんが、覚えていて損はないでしょう。

shinobiライティングの案件ってどうなの?たくさんある?

Shinobiライティングで扱っている案件は「ジャンル」として分けられています。

  • 健康
  • 医療
  • 美容
  • ビジネス/オフィス
  • IT
  • 金融
  • 生活/暮らし
  • 趣味/娯楽
  • 旅行/観光
  • 癒やし/スピリチュアル
  • その他

細かくカテゴライズされているため、ライターの得意・不得意な案件をすぐに見分けられるのがメリット。

その案件もまた多種多様で、ザックリと例を挙げると

  • 風呂敷の紹介
  • 30代女性にできたシミのケア
  • ポイ活のノウハウ

などがありました。

なかには変わり種もあるものの、報酬は程ほどに良かったです……が、肝心の案件数が少ないのがデメリット。

shinobiライティングは競争率が非常に高く、あっという間に掲載している案件が消えていきます。

その勢いは半端なく、おまけに案件が掲載されない時期が数日続くこともあります。

特にコロナ禍が始まった2020年上半期から競争率および掲載数の偏りは酷くなったような印象があります

当時は「本職で稼げなくなったから副業を始めた」という人が急増し、ニュースで取り上げられたほど。

偶然かもしれませんが、個人的にはライター数の増加が競争率と掲載数が酷くなった理由だと思っています……競争率については元々shinobiライティングでは「早い者勝ち」という方針であったものの、掲載数については本当にエグいです。

いちおう掲載数に関しては

  • 週末から週初め
  • 平日の夜

がもっとも少ないと言われていますが、コレはあくまで目安でしかありません。

経験上「多い」と言われる平日の昼ですら案件ゼロになっているせいで時間を無駄にしてしまうことが多々あったため、正直なところ運要素もあるでしょう。

案件を選ぶポイントや注意点は?

Shinobiライティングで案件を選ぶ時は得意ジャンルにすることに尽きます。

先述したようにshinobiライティングの案件数は安定しておらず、稼ぐとしたら高単価な案件を狙いたくなるもの。

ですが、shinobiライティングで記事を作成するうえで落とし穴が3つあります。

  • エントリー機能
  • 誤字脱字判定
  • 句点の使い方や空白の指摘

以下で深掘りしていきます。

エントリー機能

エントリー機能とは

「記事を書く」とクリックした案件を一定時間キープできる機能。

この時間内であればその案件はクリックしたライターのものとなります。

逆に言えば「エントリー機能」が発動している時間内を過ぎてしまえばキープはできなくなり、他のライターにその案件を奪われてしまうわけです。

要するに、shinobiライティングの記事には制限時間があるのです。

その時間は案件で指定された入力文字数によって変わり

  • 1000文字以下:1時間以内
  • 1000~2000文字未満:1時間以内
  • 2000文字以上:1時間30分~2時間

およそですがこのくらいが目安。

いちおう文字数が増えれば増えるほど、制限時間もそれに見合った時間になるものの、それでも十分とは言えません。

この時間内で記事作成を完了するためには得意なジャンル、あるいは相応に知識があるジャンルを選んで調べる時間を少しでも浮かせるのがポイントです。

一応、時間をつくるテクニックとして難しい漢字や住所などはコピペして文章に入れるという方法がありますが、これはなるべく避けることをおすすめします。

もちろんコピペ自体が駄目な行為であるのも大きいですが、shinobiライティングの記事作成の機能の1つである「誤字脱字判定」に注意しなくてはならないからです。

誤字脱字判定

誤字脱字判定とは

記事を投稿する前に表示されるボタン。

そのまま投稿することもできますが、記事の採用率を上げるためには誤字脱字のチェックは欠かせません。

もしも作成した記事に誤字脱字があった場合、黄色いマーカーで間違いを指摘し、修正するように指示されます。

キープの時間切れが迫るなかで修正を指示されたら結構焦りますよ。

句点の使い方や空白の指摘

一番厄介なのは、この句点の使い方や空白の指摘です。

Shinobiライティングにおいて作成した文章は厳しくチェックされており、たとえ誤字脱字していなくても「句点をもう少し控えてください」といった注意喚起がされます。

またスペースキーを用いた空白でも「空白が○箇所あります。消してください」と注意されますが、誤字脱字と違って空白にはマーカーがつきません。

よって作成した記事のなかからどこにあるか分からない空白を探し出す作業に取りかかることも多々あります。

もし難しい漢字や住所などをラクするためにコピペした際、空白までもコピペしたら投稿前に余計な労力がかかってしまいます。

また、せっかく時間内に投稿しても運営側から不採用になってしまうことが注意点として挙げられます。

不採用の理由は一切教えてくれません。

どんな感じで書いていけばいい?

まずshinobiライティングと案件ごとに設けているルールを守ることが第一です。

Shinobiライティングでは、共通のNG要素があり、それは以下の通り。

  • 既存記事(コピペ)の引用
  • 過去に投稿した記事の使いまわし
  • 句点やひらがな、記号を使った文字稼ぎ
  • 顔文字などフランクすぎる記号の使用
  • 商品名や企業名、個人名の使用
  • 句読点の間違った使い方
  • アダルトな内容
  • ネガティブすぎる内容
  • キーワードや記事のテーマとは関係のない話

企業名などはその案件と関係性があり、なおかつ最低限使用するのであれば問題ありません。

案件ごとのルールとは「指定したURLを参照するように」や「<見出し>をつくっておくように」といった、その案件のみに適用しているルールです。

基本的にこのルールを守っていれば記事は採用されます。

しかし「ルールを守っているのに不採用ばかり……」という人もいて、それは書き方に問題がある可能性が高いです。

ルールを守っていても不採用になる原因

考えられる原因は

  • 品質が低い
  • 文章が不自然
  • 「調べてみました」という体の文章

などが挙げられます。

また、丁寧な文章ではなく、主観が入った文章は不採用になる可能性が高いでしょう。

(コラムなら主観が入っても大丈夫です)

極端ではありますが、もっと分かりやすく説明すると、このようになります。↓

良い例○記事作成で大切なポイントはちゃんと調べることです。 ネットの情報は信憑性が低い場合もあるものの、今日の情報源であることに変わりません。 大事なのは複数のサイトやページを開き、情報を吟味していくことです。
悪い例×記事作成で大切なのはとにかく調べること! ネットで調べると間違った情報をうっかり拾っちゃうこともあるけど、今ドキそんなのは当たり前! 大事なことはその情報が正しいかどうか、他のサイトやページと比べておかしな点がないかをチェックすることかな?

ルールを守っているのに不採用になる場合はこういったことを意識してみましょう。

実際に稼げるの?

はっきり言えば、頑張って数万円程度です。

私は「シニアライター」に登録せずに利用していましたが、shinobiライティングに登録したばかりの月は2500円、慣れてきた頃の月は2万円が精々でした。
(ちなみに月2万稼いだ時期の1日におけるポイント数は2000pt=1000円です)

案件が豊富な時は1日40件以上もこなすライターも中にはいますが、そもそもshinobiライティングは、単価が低い傾向にあります

また、案件数がゼロな時もあるため、稼ぎたくても稼ぐ手段がないことがある点も頭に入れておいた方がいいでしょう。

報酬を多くもらうためのコツは?

Shinobiライティングで報酬を多くもらうには「シニアライター」になるのが一番ですが、ライティング初心者やshinobiライティングを始めたばかりの人には到底無理な話。

なので初心者が報酬を稼ぐにはとにかく数多くの案件をこなしていくしかありません。

報酬という点では手際がいい方法とは言い難いですが、ライティング初心者やshinobiライティングを始めたばかりの人はまず記事作成に慣れることが重要。

慣れてしまえば記事作成のスピードが上がり、最終的に「シニアライター」になれる道も見えてくるでしょう。

結局のところ、地道にコツコツ頑張っていくのがベストということです。

クラウドワークスとの違いは?

実際にsinobiライティングとクラウドワークスの両方で案件をこなしてきて感じた違いは、クライアントと直接やり取りできるか否かだと思います。

いわゆるプロジェクト形式の仕事があるかどうかですが、これは大きいです。

このプロジェクト形式のおかげでクラウドワークスではたとえイメージとは違った記事を提出したとしても、クライアントがワーカーに「やり直し」と突き出してくれます

Shinobiライティングでは採用にふさわしくないと判断されたら最後、「不採用」となり、ポイントは得られません。バッサリと切り捨てられます。

また案件数も異なっており、shinobiライティングでは掲載している案件が尽きるのは日常茶飯事ですが、クラウドワークスの案件が絶えることはまずありません。

なので安定的にライティングで稼ぐことが可能です。

もっともクラウドワークスでも数万円単位を稼ぐにはひたすら案件に応募し、記事を作成していくしかないものの、それでも案件があるイコール時間を無駄にせずに済むのは十分すぎるメリットと言えるでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか?

Shinobiライティングはかなり初心者向けではあるものの、その分というべきか、肝心の案件が少なすぎて稼ぎにくいサイトでもあります。

「シニアライター」になれば話は別でしょうが、まだ記事作成に慣れていないうちは夢のまた夢です。

他のサイトでライティングをしていくことを検討しつつ、記事をこなしていくことをおすすめします。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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