今回は、「塾講師に向いている人の特徴」についてお話していきます!
塾講師は、比較的ハードルの高い仕事として考えられることが多い職業です。
自分に教えられるのかという不安が原因で興味はあるけど飛び込めないという方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
こういった方は「自分の特性が塾講師向きである」ということを自覚できれば、一歩踏み出すきっかけになるはず。
みなさんが塾講師として働きだす一歩目の支えとして参考にしてみてください!
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結論
- 教えることが好き
- 子供が好き
- 勉強の内容以外に対しての知識がある
- 仕事にやりがいや楽しさを求めている
教えることが好き

一つ目は、「教えることが好き」というものです。
当然に思えるポイントですが、実はこの言葉は単純に「教えるのが楽しいかどうか」という意味ではありません。
「教える」という言葉を使うとおそらく堅苦しい、少し難しい印象を覚える人も多いはず。
しかし、塾講師として考えるのであれば、この言葉は「伝える」に言い換えて考えられます。
- 勉強でも趣味でも、何かを人に伝えることに気づけば結構話していた
- 自分の知っていることを質問されたときや、友達から自分の趣味について「これについて教えて」と言われて話すときに楽しいと感じる瞬間がある
こういった「伝える」瞬間に楽しさがあるのなら、それは塾講師としての適性の高さを表していると考えていいでしょう。
塾講師としての仕事の内容も、やることはこの場合と大きく変わりません。
塾講師として生徒に指導する内容の大半は、すでに自分が習っている・聞いたことがある内容です。
学習指導要領の改訂などで若干内容が変化することはありますが、大枠は我々が習ってきた内容と変わりません。
言い換えれば、「すでに自分が知っていることを他人に話す」ということ。
そして、その内容を話すことが「生徒を助ける」ということにもつながってくるのです。
自分の知識や技術を話して「伝える」ことが好きだという方は、塾講師としての適性が高いと考えられます。
子どもが好き

二つ目のポイントは、「子どもが好きである」というものです。
これも当たり前のような話ですが、実はもう少し深い意味があります。
子どもが好きな方が塾講師をすることはメイン顧客との関係が良好という状況を作り出しやすい典型例です。
これがそのまま塾講師の仕事の適正の高さに繋がると言えるでしょう。
また、前提として頭に置いておいていただきたいのですが、塾講師が他の講師や教室長と対峙する時間はそう長くありません。
同僚と一緒に仕事をするというより「生徒と過ごしている環境に同僚がついでにいる」という感覚。
私自身は塾講師のほかにも人事や営業を経験していますが、これらの職業よりも同僚と過ごす時間は明らかに短いです。
このような環境では「生徒との関係」が自分の精神状態に大きな影響を与えます。
なので「子どもが好き」と思える方は塾講師の適性が高いといっても過言ではありません。
子どもが好きであれば、少々難しい質問や投げやりな態度を投げかけられても生徒のためになる行動を選択するのではないでしょうか。
こういった行動や自身の精神衛生のために「子どもが好き」ということが大事なポイントになってきます。

勉強の内容以外に対しての知識がある

三つ目のポイントは「勉強についての知識や技術だけでなく、それ以外に対しての興味や知識がある」というものです。
これは他の職業でも大いに歓迎される能力であり、もちろん塾講師にも適性が高い能力です。
塾講師の仕事の表面は「勉強を教える」ことですが、これはあくまで表面的な話。
実際にはもっと多くのことを生徒に伝える必要があります。
習慣の作り方

習慣の作り方を知っていると、その能力がダイレクトに成績に影響してきます。
勉強は基本的に一夜漬けでは対処できません。
正確には、一夜漬けで対処できる能力がある生徒はそこまで多くありません。
普段の勉強量がそのままテストの点に反映されることがほとんど。
この普段の勉強量を底上げするための知識が「習慣の作り方」になります。
流行りの音楽やゲームを知っている

基本的に子どもたちは普通の社会人とは比べ物にならないほど流行に敏感ですよね。
この子どもたちとのコミュニケーションツールとして「流行に関連するもの」に対する知識が活かせます。
実際に生徒と雑談すると流行りに対する知識がなければ全く話が続かないといっても過言ではありません。
生徒と同じレベルとまでは言いませんが、ある程度知っておいた方が勉強を教えるときにも円滑に進みやすいかもしれませんね。
人生経験

人生経験はどんな人にも共通しており、活かしやすい知識の1つ。
生徒の多くは塾講師を「大人」とひとくくりに見ています。
大学生であれ社会人であれ、講師は生徒から見れば大人です。
大人の仕事やプライベートに関する話は、将来をイメージさせる材料になりえるため子供たちにとっては気になるテーマですね。
大人として生徒に話せる内容が多ければ多いほど、塾講師の適正も高まると考えてほぼ間違いありません。
この引き出しが多ければ多いほど、塾講師の仕事が楽しくかつ、有意義なものになっていくでしょう。
仕事にやりがいや楽しさを求めている

最後のポイントは、「やりがいのある仕事がしたい、楽しい仕事がしたいと思っている」というものです。
塾講師の仕事の魅力は時給の高さや勤務時間帯が遅いことではない部分が大きくなっています。
現役講師のほとんどは、「楽しさややりがい」が最大の魅力であると考えています。
実際、私もこれが塾講師を続けている理由ですよ。
楽しさは子どもと接して、勉強を教える中で生まれてくるものです。
基本的に生徒は大人よりも素直に、優しく講師に接してくれます。
社会人経験がある方は、ハードな業務内容やブラックな労働形態、パワハラや裏のある営業マンを見て「ろくな大人がいない」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか。
生徒とほかの大人が決定的に違う点は「大人特有のイヤミな部分がない」ところ。
社会人になれば嫌でも大人と接する機会が増えることになりますが、だからこそ子どもたちと過ごす時間が輝くものに感じられるのです。
いろいろな相談にのり、時に明るく、時に厳しく振舞う子どもたちと過ごす時間は、他の職業では得られない楽しさを含んだものになるでしょう。
塾講師はやりがいも一際大きい
やりがいも一際大きいのが塾講師です。
志望校に合格する、テストの点を上げるといった目標を達成すると生徒や保護者は喜んでくれますが、それと同じくらいに自分も嬉しくなるんです。
「それはさすがに言い過ぎだろ」と思われるかもしれません。
確かにこれは実際に経験しないとわからない感情だと思いますが、こうしたやりがいを求めている人にとって塾講師はまさに適職と言えるでしょう。
まとめ
今回は、「塾講師に向いている人の特徴」について解説させていただきました。
上記で説明してきた通り、持っている技術よりはむしろ「経験や思い」のほうが、塾講師の仕事の適正ポイントになる場合は多いです。
言い換えれば、未経験の方、教える技術に自信がない方でも、武器になるポイントは見つけられるということ。
ぜひ、「塾講師」という仕事を考えるうえでの参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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