我が家のポメラニアンの女の子。令和3年…今年の夏、ついに避妊手術を受けたので、その時の出来事や感じた事などを少し紹介したいと思います。
命にかかわる病気を防ぐ
ヒート(生理)が来てしまうと手術は出来ないため、我が家では春のヒートが終わり、秋のヒートが始まる前に手術を受けました。
本当は冷房ガンガンの真夏は避けて、秋~冬の涼しい時の方が体の負担はないのかな??と思っていたのですが、春のヒートの時に膿のようなおりもののような…ゼリー状の分泌物?が暫く続き“子宮蓄膿症”の心配が少なからず発生してしまい、獣医師からも「違うとは思うけど、可能性はなくはないから注意して様子見てね」と言われ気が気でありませんでした。
幸い子宮蓄膿症になる事はなかったのですが、子宮蓄膿症は命に係わる重い病気。これは次のヒートが来る前に予防しなければ…と思い、春のヒートが落ち着いた夏に避妊手術を受けることにしました。
やはり、大きな病気…防げるものは少しでも防いであげたいですよね…。
手術前の準備
エリザベスカラー
手術後は縫合部を舐めてしまわないようエリザベスカラーが必要になってきます。
もちろん動物病院からレンタルする事も出来たのですが、病院での貸し出しは基本プラスチック製のハードタイプのもの。
それでも構わないのですが、ハードタイプはやはり硬い故にベッドやハウスに入る時にぶつかったり、寝る時に邪魔になったりしてストレスになる子が多いようなので、私は自分で事前に布などで出来たソフトタイプのエリザベスカラーを購入しておきました。
実際に付けてみた感想ですが…マジックテープの音に少しビクビクしていましたが、とても軽くて、何より付けたまま寝ても邪魔にならずとてもいい感じでした。
ただ…結局我が家の愛犬はトータル1時間くらいしか付けませんでした(笑)
嫌がったのもありますが、点滴した腕をずっと気にして舐めていたので、その時に装着してのですが、それ以外は一切傷口を気にすることがなかったので、つけなくても問題ありませんでした(笑)
前に飼っていたチワワの男の子の時は、去勢手術後「キャン!!」と言って痛がったり、傷口を舐めようとしていたので、この子もそうなる事を想像していたのでちょっと拍子抜けしてしまいました(笑)
寝床などを清潔に
やはり手術後にばい菌などで炎症を起こしたり、膿んだりしたら怖いので、手術前…というか、手術中で家に愛犬が居ない時に、私の寂しさを紛らわすためにも(笑)黙々と愛犬のケージやベッドをお掃除しました。
でも、ベッドに入れているタオルなどは洗濯して匂いが消えたら落ち着かないかもしれないと思い、コロコロや除菌スプレーなどだけにしておきました。
術後に注意したこと
術後の咳
手術の翌日お迎えだったのですが、手術時の気管チューブの影響か麻酔薬の影響か、術後の咳き込みが少し出ていたので、傷口に加えてその点も注意して観察していました。
今まで聞いたことなかった感じの咳だけに心配しましたが、咳は翌日には治まりました!
抱っこ
我が家の愛犬は縦抱っこ&お腹なでなでが大好きなのですが、傷口が開いてしまわないよう、抱っこは極力控えてもらいました(´;ω;`)
私は仕事も数日お休みを頂き、傍に寄り添っててあげたり、抱っこをせがまれてもなでなでで済ませてもらいました(^^;
傷口の腫れ(漿液:しょうえき)
お迎えして3日過ぎたあたりで縫合部を中心に丸くポッコリと腫れてしまい、病院の休日空けを待って受診したところ、【漿液】と呼ばれる水が溜まってしまったとのことした。
漿液はその場ですぐ注射器を使い水を抜いてもらうことになりました。ですが、また溜まる可能性もあり、水が溜まっている状態だと抜糸が出来ないため、抗生剤を延長して服用し、様子見ることになりました。
我が家の愛犬はへそ天(お腹丸出し)でなでなでを要求する子なのですぐに異変に気付けましたが、普段へそ天の体勢を取らない子は気づきにくいですよね…病院からも事前に注意されることもなかったので、これから去勢・避妊手術・その他手術等を控えている方は、気にしてあげて欲しいなと思いました。
(愛犬は再度漿液が溜まることはなく、無事に水が引いたため手術から2週間後に抜糸できました)
おわりに
今回は愛犬の避妊手術の際に準備したこと感じた事などを紹介してみました。
小さい体で受ける手術…少し心配はありますが、将来の愛犬の健康を考えて、予防出来る重大な病気は防いであげたいですよね。
余談ですが手術後ある程度落ち着いた時によく頑張ったご褒美として鹿肉シチューをプレゼントしました。
もちろん鹿肉シチューではなくても愛犬の好きな食べ物を与えてあげればいいとは思いますが一応リンクを張っておきますので気になった方は見てみてください。
この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。