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塾講師のバイトは未経験でも大丈夫なの?転職・面接の採用のポイントや経験者との比較まで解説

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今回は、「塾講師の仕事は未経験でもできるのか」についてお話していきます!

ハードルが高いと思われがちな塾講師。

勉強を教えるという内容から難しい職業であると思う方もいらっしゃるでしょう。

このあたりの実態について、私の実体験を踏まえてお話させていただきます!

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塾講師は未経験でもできるのか

結論、未経験でもまったく問題ありません。

ただ、採用面接では経験者が優遇される点はご注意ください

この点も踏まえて、以下から未経験でも塾講師ができる理由をご紹介していきます。

採用側から重要視される別のポイントがある

塾講師の採用面接では、基本的に

  • 大卒、または現役大学生であるかどうか
  • 子供たちも問題なくコミュニケーションをとることができる人物か

この2つを重視しています。

面接官や教室長がこれを声に出すことはありませんが、事実この2点はとても重要です

大卒が優遇される可能性は高く、ある意味学歴フィルターのように感じるかもしれませんが、それは「高校生を指導できるかどうか」を測っているためです。

また、メイン顧客である生徒とコミュニケーションを取れるかどうかは仕事の質に大きくかかわるポイントのためこれも重要。

そのため、これらの仕事を遂行できる方であれば、経験の有無は気にしなくてよいでしょう。

塾講師経験者と未経験者が同時期に面接に来ることがあれば当然経験者が優遇されますが、基本的に採用面接において大きく気にするほどのポイントではありません。

生徒・保護者目線でも、経験の有無はそれほど重要ではない

塾での顧客は直接的には生徒になります。

特殊な例を覗いては契約するのは保護者になりますが、あくまで日常的に相手になるのは生徒、つまり子供たちです。

子供たちにとって「自分の先生は塾講師の経験があるのか」は大きな問題にはなりません

私自身5年以上塾講師を勤めていますが、生徒から「経験がある先生のほうがいい」という話を聞くことはほとんどありません。

実際に保護者の方々の要望を聞くと

  • 成績を上げてほしい
  • 受験に合格させてほしい
  • 障がいがあるので理解のある先生に教えてもらいたい

この3つがほとんどで「経験豊富な講師をつけてほしい」と言われることは、少なくとも私の知る限りではありませんでした

つまり、生徒・保護者の両方にとって、経験の有無は気にしていないということ

顧客にとって最も重要なポイントが「経験」でない場合が多い以上、講師側としてもそれを売りにする必要がないのです。

未経験者と経験者の差とは

ここまでの内容は、「未経験でも塾講師ができる理由」でした。

そして、ここからは「未経験者と経験者の差になりうるポイント」を紹介していきます。

これらのポイントを考えても、未経験の方々が塾講師をすることには何の問題もないことがわかるはずです

対応できる教科数

自分が指導できる教科の数は、怠慢な講師でない限りは経験年数に比例して増えていきます。

指導可能な教科の数は、経験によって差が出るポイントの一つ。

私自身、現在指導可能な教科は「高校理系科目以外のすべて、理系科目でも数Ⅱ・Bなど自分が習った内容は可」という状態ですが、数Ⅲや物理など自分が習っていなかった教科も指導できるように日々勉強しています。

このように「勤務開始時は指導できなくとも自力で勉強して指導できる教科を増やす」という方策をとることがあるので、指導可能な教科数は経験に左右される場合があります。

しかし、このポイントは実のところあまり大きな差として表れることはありません

なぜなら、「そこまでする講師は多くないから」です

皆さんの身の回りに自力で勉強をして人を指導できるレベルになった、という方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?おそらくそう多くないかと思います。

多くの講師も同じく、「自分でこれからしっかり勉強して仕事の質を上げよう」と思う人はぶっちゃけ少ないです。

経験によって差が出る可能性はありますが、実際に「経験の長さで指導可能教科に差が出る」ということはそう多くありません

進路に関する指導

生徒の進路に関するアドバイスや指導も、経験によって質に差が出る可能性は一応はあります。

その理由はいたってシンプルで、「経験が長ければいろいろな進路をとる生徒を見るから」です。

私が現在個別指導塾で担当している生徒数が40名ほどになります。いままでの経験でいえば、合計約200名ほどの生徒を送り出してきました。この生徒のほとんどは高校はある程度同じ場所に固まるものの、大学から大きく進路が分かれるようになります。

このように塾講師の経験が長くなるとその分、生徒の進路にかかわる情報を多く持つことができます。

さらに、それぞれの学校の目安となる偏差値や、生徒の学習の進行度合いも把握しているので、その分生徒の成績や志望に応じてアドバイスできるポイントも増えるでしょう。

とはいえ、ここも経験者と未経験者間での大きな差にはなり得ません。

理由は以下の2つです。

  • 指導次第で生徒の成績は伸ばせるから
  • 経験からくる情報はあまり頼りにならないから

すべての塾講師は生徒の成績を伸ばすために働いています。

言い換えれば、「どのような進路だったとしても、それを叶えるために全力を尽くす」のです。

学校の先生であれば、「どこに送ったか」ではなく「送り出したか」を重視するため、偏差値などを参考に生徒に対してハードルを下げるよう要求する場合がほとんどです。

しかし、塾講師はこのような対応は取りません。

その生徒の学力や成績を可能な限り伸ばし、志望通りの進路を取れるように全力を注ぎます。

いかに進路指導経験があったとしても、それはただの経験であって、目の前の生徒に対する正当な評価や指導とは別物です。

もっと現実的に考えれば、母集団が違うサンプルをいくら集めたところで、そこから出る結論は確実な正解とは言えないのです。

日々の業務を通して成績を伸ばし、希望を叶える努力をしていれば、講師としての経験から生まれる差はほぼ0といっても過言ではありません。

まとめ

今回は、「塾講師の仕事は未経験でもできるのか」についてお話させていただきました。

結論、未経験でも問題ありません。講師本人の努力次第で、経験者との能力差は0にもなり、むしろ自分のほうが大きく上回ることも可能です

ぜひ、「塾講師」という仕事を考える上での参考にしてみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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